土地の測量

現況測量・敷地調査

 土地の境界標やブロック塀や擁壁などに囲まれた敷地を測量し、現況の面積や敷地内の高低差、接道状況を現況平面図にいたします。
 境界標の亡失や越境物の存在、前面道路の幅員不足など、平面図を作成してからわかる問題点もありますので、一度図面を作成して検討することをおすすめいたします。
 前面道路が市道であっても、幅員が4mに満たない路線もありセットバックを余儀なくされる場合もあります。前面道路が狭隘道路である場合、狭隘協議書の作成もいたしますのでご相談ください。
 建物建築に必要な役所調査もお引き受けします。調査項目については事前にご担当者さまと打ち合わせいたします。

境界標の復元

 土地の測量調査をした段階で、境界標の亡失が判明した場合、境界標を復元できる場合がございます。
 土地区画整理の換地図や平成中期以降に作成された地積測量図等がある場合は、その資料をもとに境界標を復元できる可能性がありますので、一度ご相談ください。

土地境界確定測量

 土地境界確定測量は、隣接地権者さまと立会いをしたうえで土地の境界を確定し、土地境界確定図を作成する業務です。土地境界確定図には立会を行った隣接地権者さまに署名押印をしていただきます。
 これにより、境界について争いの無い土地ということが証明できますので、土地売買時に安心して土地の取引を行っていただけます。さらに、署名押印があることにより将来的な境界紛争の予防にもつながります。
 そのほか、土地を分筆する場合、登記簿の面積を修正する場合に、法務局に提出する書類の1つとして土地境界確定図が必要になります。